私は、現在、フリーランスでタイ古式マッサージのセラピストをしながら、
「タイの伝統医学」を極める学校に通っています。
「タイの伝統医学」と言うと
「タイ古式マッサージをまなぶの?」とよく聞かれるのですが、
「タイの伝統医学」の中に、
・タイ古式マッサージ
や
・チネイザン(内臓マッサージ)
・ジャップカサイ(睾丸マッサージ)
などが入っているイメージです。
昨日は「腰痛改善」に特化した授業でした。
「腰痛」=腰を押す、おしり(桃の部分)
を押すイメージが強いと思いますが、
筋肉の構造を考えると、
「腰」=くびれと肋骨の後ろの部分をやるのではなく、
実は
・おしり(桃ではない部分。仙骨周り)
・背中
・太もも
・おなか
をやるのが効果的だったりします。
痛いのは腰なのに、他の箇所をやるって不思議ですよね!
すごくざっくり説明すると・・・
「筋肉は何層」にもなっています。
一番外側でおしりの全体を覆っているのが「大臀筋(だいでんきん)」
(いわゆる「おしり」と聞いてイメージするところ=桃)
それをひっぺがすと、その奥に
(★)
・中臀筋
・小臀筋
・梨状筋
・上双子筋
・下双子筋
・内閉鎖筋
・大腿方形筋
など細かい筋肉があります。
そして
それらの筋肉たちは、
背中や足の筋肉と密接につながっており、
それらの筋肉たちが凝って、腰につながる筋肉を引っ張ると、「腰が痛くなる」というわけです。
さらに
それらの筋肉たちは、
太腿の筋肉にもつながっています。
そのため、
太腿のコリが、腰痛にもつながったりします。
おなかと背中は表裏になっていますが、
「おなかをほぐす→下半身の血流がよくなる→太ももがほぐれる→腰痛改善」になりますし、
おなかをゆるゆるにほぐすことで、おなか側から背中の筋肉をほぐすことも可能なのだそうです。
なので、
腰痛を解決したければ、
その原因を探ることが大事になってきます。
施術に入る前に軽く身体を動かしてもらいながらカウンセリングをして、腰痛の原因をさぐります。
ある人は右のウエストあたり。ある人は左の肋のあたり。
さて、あなたの「腰痛」はどこからでしょうか?
(・・・身体のことに詳しくない方にもわかっていただけるように、すご〜くざっくりとした説明になっておりますm(_ _)m)
授業の様子
今回の授業は、
・長老(スクールの学長)
・もう1人生徒さん
・私
の3人で行いました。
長老のデモを見て→実際に受けて→実際にやってみる
という流れ。
施術したりされたり、かなり身体がスッキリしました!
実は授業の日の朝から左肩の肩こりがひどくてズーンとしていたのですが、
肩こりや肩甲骨周りがスッキリしました!
肩さわってないのに、人の身体はおもしろいですね!
↑長老のデモ写真です🙇♀️
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